マーケットプレイス型?テナント型?「モール型ECサイト」の種類と違い、メリットを解説!
モール型ECサイトとは何かがわかる!
Amazonと楽天市場のしくみの違いがざっくりとわかる!
それぞれのメリットがわかる!
この記事は5分程度で読めます!
モール型ECサイトとは?
WEB上のショッピングモールのようなスペースを提供するECサイトのことです。
ECサイトの立ち上げから運営・管理を全て自社で行う自社ECサイトとは異なり、複数の企業が1つのECサイトに集まって、出店、出品をするのが特徴です。
モール型ECサイトの代表例として、Amazonや楽天市場などが挙げられます。
モール型ECサイトの種類とは?
モール型ECサイトには「マーケットプレイス型」と「テナント型」の2種類があります。
どっちも「商品を売る場所」という意味で同じに感じられるけど…。
マーケットプレイス型の代表例はAmazon、
テナント型の代表例は楽天市場やYahoo!ショッピングが挙げられます。
一番の大きな違いは、マーケットプレイス型が「出品」であるのに対し、テナント型は「出店」であることです。
「出品」と「出店」がどういう意味で違うのか説明していきます。
マーケットプレイス型=Amazon
テナント型=楽天市場 というのを覚えておいて!!
マーケットプレイス型とテナント型の違いとは?
新しい目覚まし時計が欲しいんだぁ…。
でも、お店に行く時間がないからネットで買いたい!
Amazonと楽天市場で「目覚まし時計」を検索してみたよ!
どっちも商品が並んでて同じに見えるよ…?
試しに一番上に出てくる商品をクリックしてみて!!
商品をクリックすると、
Amazonでは商品データの詳細が書かれた画面に移動します。
一方、楽天市場では商品の出店元が掲載している画面に移動します。
一度戻って、他の商品をクリックしてみるとどうでしょうか。
Amazonでは同じように商品データの詳細が出てきます。
しかし、楽天市場では先ほどとは雰囲気が全く異なるページに移動します。つまり、楽天市場では出店しているお店がそれぞれの商品のページを作っているのです。
先ほど、マーケットプレイス型=Amazon=「出品」、テナント型=楽天市場=「出店」と説明しました。これらを文章でまとめると次にようになります。
マーケットプレイス型とテナント型のメリットとは?
それでは、マーケットプレイス型とテナント型では商品を販売する企業側にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
マーケットプレイス型ECサイト(Amazonなど)
店舗の特徴を出すことが難しいため、商品力や価格が売上を左右することになります。
マーケットプレイス型のモール型EC市場における売上は、モール側(Amazon)の売上となるので、売上からモール側の手数料を引いた金額を自社の売上として計上することになります。
テナント型ECサイト(楽天市場など)
テナント型の出店企業は売上総額を自社の売上として計上してから、モール側(楽天市場)に販売手数料を支払うことになります。
まとめ
モール型ECサイトをチャネルにしたいと考えている企業は、
自社商品の商品力や価格、またECサイトへどれくらいの投資ができるかを検討した上で、
マーケットプレイス型あるいはテナント型を決定することになります。